古くからの友達である八ヶ岳くんが「折り入って頼みがある」と言ってきた。フェラチオをさせてくれと言うことだった。 八ヶ岳くんはアルバイトをしながら小説を書いている。もちろん、文章でメシを食いたいという気持ちはあるが、なかなか芽の出ない自称作家だ。とにかく、何事も修行だと思って、最近では二束三文でネットで小説を書いているそうだ。 言っておくが、八ヶ岳くんはゲイではない。れっきとしたノンケで彼女がいたこともある。そして、俺もノンケだ。彼女こそいないが風俗はたびたび行く。そんな俺が八ヶ岳くんにフェラされる理由が浮かばない。 話を聞くと、今は依頼で女性向けのBL小説を書いており、なかなかに苦戦しているらしい。そこで少しでも登場人物の気持ちになろうと、誰かをフェラしてみようと決意した。しかし、モノホンのゲイが相手だとさすがに後に引きずりそうで怖い。そこでノンケをフェラチオしようと考えて、うってつけの相手がフリーの僕だったそうだ。 男銃 まあ、古くからの付き合いでお互いに秘密は守れる仲であることは知っているし、ケツの穴を掘られるのは勘弁だが、フェラくらいだったらいいかなあ、と俺は酒をおごってくれることを条件にOKした。お互いに酔っぱらっていたし、理性も飛んでいたように思う。 軽い冗談のつもりだったのである。その日の内に僕は八ヶ岳くんにフェラをされた。もちろん、八ヶ岳くん相手では勃起しないのでエロ動画を見ながらのフェラだった。ただ、想像以上に八ヶ岳くんのフェラはよかった。考えてみれば、男性も女性も口の形状には変わりはないのだから、フェラ好きだったら相手が男性でも女性でも問わないのではないだろうか、などと思った。だったら、風俗で高い金を払わなくとも周りの男性にフェラしてもらえれば安上がりではないか。 これが僕と八ヶ岳くんの馴れ初めである。お互いにまだノンケを主張しているが、何時しか僕も「彼女ほしーなー」などと言いつつ、彼をフェラするようになっていた。ノンケをフェラチオしあう仲になったのである。フェラの魔力とは恐ろしいものだ。 ちなみに、八ヶ岳くんのBL小説がどうなったかは知らない。 フェラ動画 ノンケのフェラ友
書き込みはまだありません。